2016年7月22日金曜日

願書郵送


書類が全て揃ったので、いよいよ出願。
出願要項(Bando)によると、書類はまずメールで提出した後、書留にて郵送すること、とある。

郵送…

インターネットを検索すると、イタリアの郵便事情についての悪評がわんさか出てくる。
税関検査がとても厳しく届くのが遅い、とか、届けばまだいい方で紛失もけっこうあるらしい。
村上春樹が昔イタリアに滞在していた時のエッセイで、「イタリアの郵便物はブラックホールに吸い込まれているんじゃないかって思う」みたいなことを書いていたのを思い出し、暗い気持ちになる。

郵便局に行き、国際書留の用紙をもらう。ネットで追跡できて、先方の受け取りサインがもらえるので確実らしい。
でもそこまでたどり着かなかったら… いやいや、もう信じるしかないですね。Poste Italianeを。


祈るような気持ちで書類を近所の郵便局に託し、毎日追跡サービスをチェックする。
2週間後の現在の状況。まだ届いていません。




13日から1週間税関で止まってたらしい。あんなペラペラな封筒、すぐ通してほしいよ…。
ちゃんと入学願書(紙約10枚)ってイタリア語で書いといたのにダメなのか。厳しいです。
早く無事に届きますように。


追記:この後すぐ、追跡サービスのステータスが配達済みに変わった。
学校からの「届きましたよ」の連絡を待っていましたが…

一週間待っても音沙汰なしなので、こっちからメール。
そしたら「ちょうど今日オフィスに届いたよ!」と返信。

…確かに郵送先の事務局と学校の場所はちょっと離れてますもんね。きっと1週間に1回配達するんでしょうね。
何はともあれ、疑問に思ったら自分でどんどん質問していくのが大切だと実感しました。


2016年7月16日土曜日

CV

英語のCVを作成するにあたって、Motivation letter同様まずはネットを読み漁る。
手書きじゃなくていいのは有難いけれど、日本語の決まった形式の履歴書しか書いたことない身にとって、構成・フォント・枚数など、全て好きに書いていいよ!って言われると困ってしまう…。

そんな自由な海外式CVにも、どうやら流行とか暗黙の了解はあるらしい。
例えばフォントひとつとっても、Arial、Times New RomanとかVerdanaが好まれるとか、どんなに長くても2枚以上にはならないように、とか(就職のために提出するものは異なるかもしれないけれど、進学目的の場合それ以上長いものは敬遠されるそう)。
あと、上にCurriculum Vitaeって書くのも、見れば分かるから省略していいとの意見が多かった。

自分は以下の順に構成し、約1.5枚に収めました。
とにかくシンプルに見やすく、を心がけました。

名前
住所
連絡先(メールアドレス、電話番号)

Presonal statement (5行ほど)

職歴 

言語力

PCスキル

趣味(3行ほど)



これも同僚のアドバイスをもらい、表現や構成などを少し直してもらいました。ありがたいことです。

さて、全ての書類が整ったので、いよいよ出願です。



志望動機書

オフィシャルな書類が揃ったので、今度は自分で書かなければいけないものに取りかかりました。

具体的にはMotivation letterとCV。

どちらも英語で書くのは初めての経験なので、手こずるだろうなと予測はしていたけれど、思った以上に時間かかってしまった…。


マーケティングの勉強がしたい、自分がどこまでできるか試してみたい、イタリア語をマスターしたい、など受験する動機はたくさんあるけれど、いざそれを文字に起こして、読み手が納得するように書くという作業は思いの外難しかった。
また、社会人生活をそれなりに送っていた身としては、自分がいかに「できる」奴かということをさりげなくアピールしないといけない、という思いもありました。参考にしようとネットで例文を読みまくり、結果余計に悩むという悪循環。
最初に書いたドラフトは、A4で1.5枚程度の、結局何が言いたいの?と自分でもつっこみたくなるまとまりのない内容でした。

これではいかん、と英語ネイティブの同僚にアドバイスを求めることにしました。彼は自分と同じく、社会人生活を長く送ってから大学院に進学した努力の人。きっといい助言をくれると思ったのです。

とにかく余計なことをそぎ落とし、表現や単語もいろいろ教えてもらい、A4用紙1枚におさまるシンプルかつクリアなレターが仕上がりました。

次はCVです。